求職活動実績になるハローワークのハンコのもらい方

ハローワークで求職活動を行うと雇用保険受給資格証にハンコを押してもらえます。このハンコは求職活動実績の証明にもなります。

失業認定では、求職活動実績を自己申告する必要があります。ハローワークのハンコがあれば求職活動について何も疑われることはないので失業認定のときに気分的に楽です。

ハンコありの求職活動なら、ハローワークの職業相談が利用しやすいです。時間がないときでも、ハローワークに行けさえすればその日のうちに職業相談して実績にできます。

求職活動実績は自己申告なので必ずしもハンコは必要ありません。そのため、求人サイトで求人に応募する方法なら1社への応募が1回の実績にできます。転職サイトのセミナーを受講する方法では1回の受講が1回の実績になり、応募や面接がいらないので楽ちんです。
ハローワーク職業相談はどんな感じか【やり方・持ち物などを解説】

ハローワークのハンコとは

求職活動実績になるハローワークのハンコを示す画像

ハローワークのハンコとは、ハローワークで求職活動したときにもらえるハンコのことです。

1つのハンコが求職活動実績1回分の証明にもなるので、失業認定のときに確かに求職活動を行った実績として見てもらえます。

ハローワーク求職活動
(ハンコあり)
そのほかの求職活動
(ハンコなし)
職業講習会
職業相談・職業紹介
訓練相談
セミナー
求人への応募
転職サービスでの相談
転職サイトのセミナー
転職フェア

ハローワークのハンコのもらい方

ハローワークで求職活動をすると、そのときに雇用保険受給資格者証にハンコを押してもらえます。

求職活動に利用するハローワークは、失業認定に通っているハローワークだけではなく、自宅から近いハローワークでもよいし、出掛けた先のハローワークでもかまいません。

雇用保険受給資格者証を持っていくの忘れないように。

職業講習会でハンコをもらう

  1. 雇用保険受給説明会に参加する。雇用保険受給資格者証を受け取る。
  2. 雇用保険説明会のなかで職業講習会について案内される。
  3. 職業講習会に参加すると、雇用保険受給資格者証にハンコをもらえる。

職業講習会は、雇用保険受給説明会と同じ時期にハローワークが実施する講習会です。

ハローワークから「職業講習会に参加すれば1回分の求職活動実績になります。」と案内されます。最初の失業認定に必要な求職活動実績はこの講習会参加の1回分だけでよいので、かならず参加してハンコをもらうようにします。

職業相談・紹介でハンコをもらう

  1. ハローワークの受付で職業相談を申し込む。
  2. 職業相談の窓口に行って、相談員と求人について相談する。
  3. 相談が終わると雇用保険受給資格者証にハンコをもらえる。

ハローワークで職業相談や職業紹介を受けると、相談・紹介の終わりにハンコを押してもらえます。

職業相談から職業紹介への流れになった場合は、それぞれを1回の求職活動として合計2回の実績として見てくれるハローワークもあります。

訓練相談でハンコをもらう

  1. ハローワークの受付で訓練相談を申し込む。
  2. 訓練相談の窓口に行って、相談員と求人について相談する。
  3. 相談が終わると雇用保険受給資格者証にハンコをもらえる。

ハローワークで職業訓練について相談すると、相談の終わりにハンコをもらえます。

東京都内のハローワークの場合は職業訓練専門の窓口があり、職業訓練についての疑問点などを相談すると求職活動実績になりました。

セミナー受講でハンコをもらう

  1. ハローワークでセミナーの案内パンフレットを入手する。
  2. 受講したいセミナーを選択して申し込む。
  3. セミナー開催日にセミナーを受講する。
  4. セミナーが終わると雇用保険受給資格者証にハンコをもらえる。

ハローワークが実施するセミナーを受講すると、セミナーの終わりにハンコを押してもらえます。

東京都内のハローワークの場合はセミナー参加希望者が殺到するため申込み直後に満席になってしまいます。

セミナーは転職サイトも実施しています。転職サイトのセミナーを受講する方法でも求職活動実績になります。選考にならないので求職活動の方法として気楽です。

職業相談したのにハンコなし…

ハローワークで職業相談すると、相談の終わりに雇用保険受給資格者証にハンコを押してもらえます。

職業相談したのに、そのまま相談窓口を出てしまったせいでハンコなし…ということがあっても大丈夫です。ハローワーク側のデータベースに、職業相談した人と日付、相談の中身が記録される仕組みになっているからです。

もらい忘れたら…

後日、ハローワークに行くことがあれば、受付で「前回、相談したときにハンコをもらい忘れたんですけど、押してもらえますか。」と言えば、受付の人がデータベースを確認してくれて、ハンコを押してもらえます。

私は一度、ハンコをもらえなかったことがありました。ちょっと意地悪な感じの相談員さんで、「ハンコを押すから雇用保険受給資格者証を出して」とは言ってくれませんでした。でも、ハローワーク側のデータに相談した履歴が残っていたので、失業認定のときに確認してもらうことができました。

ハンコのいらない求職活動

(1) 求人への応募(応募書類の送付、面接)

(3) 許可・届出のある職業紹介事業者、労働者派遣事業者が実施するもの
求職申込み、職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー

東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』

失業認定のときに、必ず求職活動実績のハンコがいるわけではありません。ハンコのいらない求職活動も、当然実績として申告できます。

失業認定で申告する求職活動実績は、原則的に自己申告です。

ハンコのいらない求職活動とは、具体体には次のような活動です。

求人サイトで求人に応募する方法、転職サイトのセミナーを受講する方法は、家に居ながらスマホでも求職活動できる方法です。ただ、ハンコはありません。

でもハンコがないからといって「求職活動実績にはなりません。」とは言われないので、自分に合った方法で求職活動するとよいでしょう。

実績になる求職活動の方法はこちらの記事にまとめてあります。

まとめ

  • ハローワークのハンコとは、ハローワークで求職活動したときにもらえるハンコのこと。
  • ハローワークのハンコがあれば求職活動について何も疑われないので失業認定のときに気分的に楽。
  • 失業認定のときに、必ず求職活動実績のハンコが要るわけではない。ハンコなしの求職活動も、当然実績として申告できる。
  • ハンコなしだからといって「求職活動実績とは認めません。」とは言われないので、自分の状況に合った方法で求職活動するとよい。
  • 求人サイトで求人に応募する方法なら1社への応募が1回の実績になる。転職サイトのセミナーを受講する方法では1回の受講が1回の実績になり、応募や面接がいらないので楽ちん。

認定日の職業相談はハンコもらえますか?

認定日にハローワークで職業相談すると、その日付でハンコをもらえます。認定日の職業相談は次回分の求職活動実績となります。