パート希望で失業保険【ハローワークの求職活動実績は?】

つぎの仕事はパートを希望しているけど、失業保険をもらうことはできるのか。という疑問を持つ人は多いでしょう。

パートを希望していたとしても、失業手当の受給条件に当てはまる求職活動実績を失業認定で申告すれば問題なく失業保険をもらえます。

「ハローワークで仕事を紹介してもらって面接すれば実績になる。」と思い込む人も多いですが、求人サイトでパートの求人に応募しても求職活動実績になります。面接までしなくても、応募の時点で実績になります。

転職サイトが実施する転職セミナーを受講しても求職活動実績になります。パート希望でも要領よく求職活動すれば良いわけです。

ハローワーク職業相談の内容は?何を聞く?すぐ終わる質問例

パートで失業保険はもらえるか

  • いままでの仕事(パート含む)で入っていた雇用保険の加入期間が条件を満たすなら、失業保険の受給資格がある。
  • これからの仕事でパートを希望しているとしても、認定対象期間に2回以上の求職活動をすれば失業保険を受給できる。

失業保険をもらいたいけど、つぎの仕事はパートを希望している。という場合に失業保険をもらえるのか疑問を持つ方も多いでしょう。

パートを希望していたとしても失業保険はもらえます。失業保険は、これからの仕事ではなく、いままでの仕事で雇用保険に加入していることが受給資格の条件だからです。

雇用保険加入期間の条件とは

離職日までの過去2年間のうち通算12ヵ月(倒産・解雇は離職日までの過去1年間のうち通算6ヵ月)の雇用保険加入期間があれば、失業給付の受給資格がある。

パート希望の受給資格

 (10) 雇用保険の被保険者とならないような短時間就労のみを希望するとき。

東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』

つぎの仕事でパートを希望する場合でも、失業保険の受給資格は雇用保険の被保険者になることが前提となっています。

雇用保険被保険者になるのは次に当てはまるときです。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上あること。
  • 31日以上雇用されることが見込まれること。(短期契約でも更新により31日以上雇用される見込みを含む)
  • 労働条件が雇用契約書、雇用通知書等に明確に定められていること。

つまり、雇用契約が1ヵ月以上で週20時間以上のパートを希望するなら、失業保険の受給資格に当てはまります。

週20時間も働くつもりない

週20時間未満のパートを希望している。という人もいるかもしれません。でも、そこは要領です。「求職活動をしながら失業手当をもらってきたけど、結果的にパートになってしまった。」というケースは過去にも当然あるからです。

要するに、失業手当の受給に必要な求職活動実績は、失業給付の受給資格に当てはまるような求職活動をして申告すれば問題ありません。

パート希望の求職活動方法

  • ハローワークで職業相談する
  • パートの求人に応募する

パートの仕事は、ハローワークや求人サイトで探すことができます。失業手当をもらいながら、じっくりと仕事先を探していきたいという人も多いでしょう。

失業手当を受給するには、4週間ごとの失業認定で毎回2回の求職活動実績を申告していかなければなりません。これがけっこう大変だったりします。

自分の希望する条件のパート・仕事先が見つからないときは、頭を切りかえて要領よく求職活動することで失業手当を受給していけます。

ハローワークで職業相談する

ハローワークで職業相談すると、1回の相談が求職活動実績1回分になります。

職業相談は、求職・就職に関することなら何でも相談できます。わざわざパートの仕事を紹介してもらうまでもなく、「自分に合う仕事がわからないので相談したいです。」「この求人票が気になっているんですが応募者は何人くらいいますか。」などの相談で良いわけです。

相談の終わりに雇用保険受給資格者証にスタンプをもらえるので、そのスタンプが求職活動の証拠になります。

スタンプがあれば失業認定もスムーズです。

パート希望で仕事を探しつつ失業保険をもらっていくなら、職業相談を上手に利用すると良いでしょう。

パートの求人に応募する

ネットの求人サイトを利用して求人に応募すると、1回の応募が求職活動実績1回分になります。

求人への応募は、応募が実績になります。面接や採用・不採用は関係ありません。応募した事実を失業認定申告書3-(2)応募欄に記入して自己申告します。

パートを希望しつつも、良い就職先があれば正社員で転職したいと考えている人もいるかもしれません。転職サイトに登録しておけば、自分の希望に合う仕事が見つかる可能性も高くなります。転職サイトが実施するセミナーを受講することもできるし求職活動実績にもなるので一石二鳥です。

まとめ

  • つぎの仕事にパートを希望していたとしても失業保険はもらえる。いままでの仕事で雇用保険に加入していることが受給資格の条件だから。
  • つぎの仕事でパートを希望する場合でも、失業保険の受給資格は雇用保険の被保険者になることが前提。
  • 失業手当の受給に必要な求職活動実績は、失業給付の受給資格に当てはまるような求職活動をして申告すれば問題ない。
  • パート希望の場合の求職活動方法で有効なのは2つ。ハローワークで職業相談する。パートの求人に応募する。

パートが決まったら失業保険はどうすればいい?

パートであっても就職が決まったことをハローワークに連絡します。就業手当などの各種手当を案内してもらえます。失業認定申告書には、パート先を記入して提出します。

前職がパートの場合に失業保険はいくらもらえる?金額計算は?

前職がパートであっても、失業保険の金額計算は過去6ヵ月分の平均給与から算出した基本手当日額が基準になります。

6ヵ月分の給与 ÷ 180 × 給付率 = 基本手当日額

基本手当日額の28日分が毎月の失業手当です。

パートを自己都合で退職したら失業保険はもらえる?

前職がパートかどうかにかかわらず、雇用保険加入期間が条件に当てはまるなら失業保険の受給資格があります。条件は離職日までの過去2年間のうち通算12ヵ月の雇用保険加入期間です。

パートを会社都合(倒産・解雇など)で退職したら失業保険はもらえる?

前職がパートかどうかにかかわらず、雇用保険加入期間が条件に当てはまるなら失業保険の受給資格があります。条件は離職日までの過去1年間のうち通算6ヵ月の雇用保険加入期間です。