ハローワークのパソコン求人検索は求職活動実績にならない

☆ 以下の場合は求職活動実績になりません。

①　単なるハローワーク、新聞、インターネット等で求人情報閲覧

東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』

ハローワークに設置してある求人検索パソコンを利用しただけでは、基本的に求職活動実績になりません。（数年前までは求職活動実績になっていました。）

ハローワークが求人検索パソコンを求職活動実績として認めない理由は、失業手当の支給要件である「積極的に就職しようとする気持ち」としては弱いと判断しているからです。

そこで、求人検索パソコンで見つけた求人票を、求職活動につなげて実績にします。求人票の不明点を職業相談で聞く。求人票の企業に紹介をお願いする。といった求職活動なら実績になります。

転職支援サービスにも求人検索から応募できる転職サイトがあります。求人への応募が実績になるため、相談や紹介はいりません。応募したあとに断ったとしても、応募した時点が実績になります。

ブックマーク！求職活動実績の作り方【失業保険の認定クリア】

求人パソコンの閲覧は実績にならない

ハローワークの求人検索パソコンで求人情報を閲覧しただけ（見ただけ）では、求職活動実績になりません。

ただし、求人数が少ない地方・地域ではそもそも求職活動が進まないため、求人検索パソコンの閲覧だけでも求職活動実績として認めているハローワークもあるにはあります。

求人検索パソコンで求人を見ることが求職活動実績になるかどうかはハローワークで聞いてみると良いでしょう。

求人パソコンを求職活動にする方法

ハローワークの求人検索パソコンを利用して求職活動実績にするには、求人票を印刷して職業相談や職業紹介につなげると実績になります。

職業相談や職業紹介を利用すると、求職活動したことの証明となるスタンプを雇用保険受給資格者証にもらえます。スタンプがあると失業認定でスムーズに認定してもらえます。

求人検索パソコンから職業相談

求人検索パソコンから職業相談の流れ

1. 求人検索パソコンで求人情報を見る。
2. 気になる求人があれば求人票を印刷する。
3. ハローワークの受付で「この求人票のことで相談したい」と伝え、職業相談を申し込む。
4. 職業相談窓口で求人票を見せて、不明点について聞いてみる。

求人検索パソコンから紹介

求人検索パソコンから紹介してもらう流れ

1. 求人検索パソコンで求人情報を見る。
2. 気になる求人があれば求人票を印刷する。
3. ハローワークの受付で「この求人票の紹介をお願いしたい」と伝え、職業紹介を申し込む。
4. 職業相談窓口で求人票を見せて、紹介をお願いする。

転職サイトの求人応募も実績

転職サイトでできる求職活動

• 求人に応募する：1社への応募が求職活動実績1回分。失業認定申告書3-(2)応募欄に記入して申告する。2社に応募すれば一気に2回の求職活動実績になる。応募したあとに取りやめるのは自由。
• セミナーを受講する：1回のセミナーを受講が求職活動実績1回分。失業認定申告書3-(1)に記入して申告する。申込みから数日で受講できるので時間がないときにも利用しやすい。

ハローワークではなく、転職支援サービスでも求人検索から直接応募できる転職サイトがあります。転職サイトなら相談や紹介をせずに、1社への応募が求職活動実績1回分になります。

直接応募できる転職サイトは少ないですが、失業保険を受給中に登録しておけば求職活動の手段が広がるため、失業認定の実績がかなり楽になります。

また、転職サイトが実施している転職セミナーを受講することでも求職活動実績になります。セミナーなら、選考や面接に巻き込まれることがないので気楽に求職活動実績をつくれます。

まとめ

• ハローワークに設置してある求人検索パソコンを利用しただけでは、基本的に求職活動実績にならない。ただし、求人数が少ない地方・地域では求職活動実績として認めているハローワークもある。
• ハローワークの求人検索パソコンを利用して求職活動実績にするには、求人票を印刷して職業相談や職業紹介につなげると実績になる。
• 求人検索から直接応募できる転職サイトなら相談や紹介の必要がなく、求人に応募するだけで求職活動実績になる。
• 転職サイトが実施している転職セミナーを受講することでも求職活動実績になる。