ハローワーク以外の仕事の探し方【求職活動実績には職業紹介事業者】

ハローワーク以外での仕事の探し方には、転職サイトや転職エージェントを利用する方法があります。

失業保険を受給中なら、転職サイトで応募する。転職エージェントで相談する。転職セミナーを受講する。などの求職活動が実績になります。

ハローワーク以外の仕事の探し方

ハローワーク以外で仕事を探すときは、ネットを利用するのが一般的です。

市区町村が運営するハローワーク以外の施設でも、求人パソコンや職業相談を利用できます。

転職サイトにはたくさんの企業が求人を出しており、利用者は無料で求人に応募することができます。転職サイト内で職務経歴を入力して、求人ページから応募ボタンを押すかたちで応募できます。

ただ、直接応募する場合は、選考中のスケジュール管理、応募書類のチェックなどを一人でこなさなければなりません。そのため、現在はこれらの手間をおまかせできる転職エージェントを利用する人がほとんどです。

失業保険を受給中なら、求人への応募が求職活動実績になります。1社への応募を求職活動実績1回分として申告できます。

現在の転職手段の主流は転職エージェントです。在職中でも転職エージェントに登録しつづけておいて、常に情報収集する利用方法も当たり前になっています。

転職エージェントは、仕事のマッチング、応募書類のアドバイス、面接対策など、転職の確度を上げるための支援を積極的に行ってくれます。

失業保険を受給中なら、転職エージェントで職業相談したりセミナーを受講すると求職活動実績として申告できます。

「しごとセンター」「ジョブカフェ」などの名称が付いている市区町村の施設は、ハローワークが出張して共同運営しています。これらの施設ではハローワークと同様に求人パソコンや職業相談を利用できます。

地域性の高い求人が多いため、居住地域や地元で就職したい人には利用価値があります。

失業保険を受給中なら、これらの施設で職業相談すると求職活動実績として申告できます。

(3) 許可・届出のある職業紹介事業者、労働者派遣事業者が実施するもの
求職申込み、職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー

東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』

職業紹介事業者とは、端的に言うと転職エージェントのことです。ついでに、労働者派遣事業者は派遣会社のことです。

ハローワーク以外のこれらの機関を利用することでも求職活動実績になります。具体的には次の活動です。

ハローワーク以外の職業紹介事業者で求職活動をする場合、もっとも気楽に実績をつくれるのがネットで受講できるセミナーです。選考や面接に巻き込まれることなく求職活動実績にできます。申込みから数日のうちに受講できるので、失業認定まで時間がない場合に便利です。

職業相談はハローワークで行うものというイメージがありますが、ハローワーク以外にも職業紹介機関などで相談すれば職業相談としてみてもらえます。

ハローワークで紹介してもらって応募する流れをイメージする方も多いかもしれませんが、ハローワーク以外にも求人サイトから応募する方法で求職活動できます。

応募に利用するのは直接応募できる求人サイトです。1社への応募が求職活動実績1回分になります。

ハローワークで相談できるのは、ハローワークが受理した求人だけです。ハローワーク以外の求人について相談する場合は、その求人媒体で相談すると良いでしょう。たとえば転職エージェントが提示してくれた求人について相談した場合も職業相談にあたるため求職活動実績になります。

実績になるハローワーク以外の求職活動には次のような活動があります。

転職サイトで求人に応募する：1社への応募が求職活動実績1回分。2社に応募すれば一気に2回の実績も可能。応募したあとに断っても、応募したことが実績になる。
転職サイトでセミナーを受講する：1回の受講が求職活動実績1回分。申込みから数日で受講できるため、急ぐときにも便利。選考や面接とかかわりないので気楽に実績をつくれる。

ハローワークが受理する求人は、基本的にはハローワークが管轄する地域の企業となっています。ハローワークに出ていない求人を探すなら転職支援サービス（転職サイトや転職エージェント）を利用することになります。