ハローワークが実施している就職支援セミナーを受講すると、求職活動実績になります。
1回のセミナー受講が求職活動実績1回分です。失業認定申告書3-(1)求職活動欄に記入して申告します。
セミナー受講のみで求職活動を行う場合は、2回のセミナー受講を求職活動として申告すれば、失業認定に必要な実績2回の要件を満たします。
ハローワークの就職支援セミナーは、開催の頻度が少なく、申し込みが殺到するので受講しにくいのが難点です。セミナーのみで求職活動実績をつくる場合は、転職サイトのセミナー受講も併用したほうが良いでしょう。
もくじ
求職活動実績はセミナーのみでも良い
ハローワークが実施している就職支援セミナーを受講すると、1回の受講が求職活動実績1回分になります。
就職支援セミナーの受講のみで求職活動をする場合は、セミナーを2回受講して失業認定申告書に記入します。
ただ、求職支援セミナーの開催頻度はあまり多くなく、また申し込みから受講まで1~2週間の期間があるので、就職支援セミナーのみで実績をつくるには計画性が必要です。
失業認定までに時間的な余裕がないときは、随時開催している転職サイトのセミナー受講も考慮したほうが良いでしょう。
就職支援セミナーの開催情報
ハローワーク就職支援セミナーの開催情報(スケジュール)は、次の方法で入手できます。
- ハローワークのHP
- ハローワークにおいてあるチラシ
セミナーを受講するハローワークは、認定に通っているハローワークにかぎらず、家から近いハローワークでも構いません。
人口の多い地域・大都市圏では、就職支援セミナーの申し込みが殺到します。セミナーの受付開始の直後に定員が埋まることが多いので、申し込みが開始されたらすぐに申し込みした方が良いでしょう。
就職支援セミナー受講の流れ
- ハローワーク就職支援セミナーの開催情報を入手する。
- 受講するセミナーの申込日になったら申し込みする。
- セミナー開催日に受講する。(←この時点で実績)
- 失業認定申告書3-(1)求職活動欄に記入する。
就職支援セミナーの申し込み時点では実績になりません。セミナーを受講したことが実績になります。
セミナーを受講が完了すると、雇用保険受給資格者証にスタンプをもらえます。このスタンプは求職活動実績の証明となります。
失業認定申告書の記入
ア 求職活動をした
- 求職活動の方法:(ア)公共職業安定所…による職業相談、職業紹介等
- 活動日:就職支援セミナーを受講した日付
- 利用した機関の名称:セミナーを受講したハローワークの名称
- 求職活動の内容:受講したセミナーの名称
セミナーは申し込みの時点では求職活動実績になりません。受講が完了したことを実績として記入するようにご注意ください。
就職支援セミナーだけが実績じゃない
(3) 許可・届出のある職業紹介事業者、労働者派遣事業者が実施するもの
求職申込み、職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』
ハローワークの就職支援セミナーは開催頻度が少なく、申し込みが殺到します。人口の多い地域・大都市圏では受講するのが難しい状況です。
ハローワークHPでも案内されているとおり、転職サイトのセミナー受講も求職活動実績になります。開催頻度が多く、申し込みやすいので、セミナーで求職活動を行う場合は利用するのが得策です。
まとめ
- セミナー受講のみで求職活動を行う場合は、2回のセミナー受講を求職活動として申告すれば、失業認定に必要な実績2回の要件を満たす。
- 求職支援セミナーの開催頻度はあまり多くなく、また申し込みから受講まで1~2週間の期間があるので、就職支援セミナーのみで実績をつくるには計画性が必要。
- 転職サイトのセミナー受講も求職活動実績になる。開催頻度が多く、申し込みやすいので、セミナーで求職活動を行う場合は利用するのが得策。
求職活動はセミナーばかりでもよいのか?
失業認定で申告する2回の求職活動実績がセミナーばかりで大丈夫なのか心配な人もいるかもしれませんが、セミナーのみでも構いません。2回の求職活動はどのような組み合わせでも大丈夫です。
求職活動実績は同じセミナーでも良いのか?
失業認定で同じセミナーの受講のみを申告するのは、失業認定で疑問視される可能性があります。安全に失業認定をパスしたければ、違うセミナーを受講するのが自然な行動と言えるでしょう。