失業中の求職活動として転職フェアを利用することでも、求職活動実績になります。
転職フェアの場合は、参加するだけでは求職活動実績と見做してくれないハローワークがあります。転職フェアへの参加をきっかけに企業と面接する流れになった場合は、その活動を実績として申告できます。
転職フェアは doda が大規模に開催していることで有名ですが、現在は転職フェア オンラインを開催しています。そのほか頻繁にセミナーを実施しているので求職活動を急ぐ人は利用してみると良いでしょう。転職サイトのセミナー受講も求職活動実績になります。
もくじ
転職フェアで求職活動実績とは
- 転職フェアを開催している転職サイトに登録する。
- 開催スケジュールの中から参加する転職フェアを選んで申し込む。
- 転職フェアに参加する。
- 失業認定申告書3-(1)求職活動欄に記入する。
転職フェアの場合は、参加すること自体を実績としてみてくれるハローワークもあれば、企業担当者と面談すれば実績とするハローワークもあります。判断はハローワークによって違うので、認定に通っているハローワークで聞いてみると良いでしょう。
転職フェアへの参加をきっかけとして企業に応募したり面接する流れになった場合は、その活動は求職活動実績として申告できます。
転職フェアを開催している転職サイト
- doda :大規模な転職フェアを開催することで有名。現在はオンラインで開催している。開催頻度は少なめ。
転職フェアを開催している転職支援サービスは限られています。利用してみたい人は、まず doda に登録して転職フェアの情報を入手するところから始めます。
転職フェアの参加証明
失業認定のときに、転職フェアの参加証明書を添付しても、基本的には求職活動の証明にはなりません。
転職フェアの求職活動実績は、転職フェアに参加して、ブースで企業の担当者と面談した時点で実績になります。
オンラインで開催されている転職フェアの場合は、企業の担当者と面談する機会がないので、実質的に証明書を入手することは難しいでしょう。
オンラインで開催されているセミナ―の場合は、証明書をメールで発行してもらえるケースがあります。たとえば、 doda の転職セミナ―では、受講から1週間程度で証明書を送ってもらえます。
証明書って必要なんですか?
求職活動実績は原則的に自己申告だから必要ないです。
ハローワークから、「本当に参加したんですか?」と疑われた場合に証明書を取り寄せると良いでしょう。
オンライン転職フェアがある
転職フェアは doda が大規模に開催していることで有名です。会場によっては100社を超える企業がブースを設けて、求職者と面談する機会をつくっています。
現在は、ご時世によりオンラインでの開催となっています。開催頻度が少なめなので、急ぐときは転職セミナーの受講で求職活動実績にすると良いでしょう。
doda転職フェア オンライン
出典: doda
dodaの開催する転職フェア
- 業種別の転職フェア(ITエンジニア、機械・電気系エンジニア、営業職など)
- 地域別の転職フェア(首都圏・東海・関西など)
地域別の企業紹介セミナ―もある
マイナビジョブ20's は首都圏・東海・関西の20代限定の転職サイトですが、オンラインで地域・都市ごとの企業紹介を実施しています。
失業認定申告書の記入
ア 求職活動をした
- 求職活動の方法:(イ)職業紹介事業者による職業相談、職業紹介等
- 活動日:転職フェアに参加した日付
- 利用した機関の名称:転職サイトの名称
- 求職活動の内容:転職フェアの名称
転職フェアへの参加をきっかけとして、企業担当者とやりとりして面接する流れになった場合は、3-(1)求職活動欄に記入します。
転職フェアへの参加で企業に興味を持ち、転職サイトからあらためて応募に至った場合は、3-(2)応募欄に記入します。