ハローワーク適職診断のあとに相談したら求職活動実績だった

ハローワーク適職診断(キャリア・インサイト)は、ハローワークに設置されている専用PCで対話的に受けられる診断です。

※適職診断(キャリア・インサイト)は、一般職業適性検査(GATB)とは別の検査です。

失業給付を受給中なら、診断結果を印刷して相談窓口で職業相談すると求職活動実績になります。失業認定では2回以上の求職活動実績が必要です。求人への応募や、セミナー受講などと合わせて実績にしても良いでしょう。

あれもこれも!実績になる裏ワザの求職活動方法

ハローワーク適職診断とは

ハローワーク適職診断(キャリア・インサイト)は、タッチパネルの専用PCを利用して設問に答えていきます。すべての設問に答えると、自分の適性が診断され、その適性に合う職業を見ることができます。

職業は474種から適性に合うものが表示される

EC(Early Career)コースとMC(Mid Career)コースがあり、それぞれに適性診断、総合評価、職業情報、キャリアプランニングの診断機能があります。

ECコース MCコース
18~34歳 35歳以上
適性診断
総合評価
職業情報
キャリアプランニング
適性診断
総合評価
職業情報
キャリアプランニング

適職診断を利用するべき人

  • 自分に向いている仕事(業界・職種)がわからない。
  • 応募している求人の職種を絞り込めていない。一貫性がない。
  • 職種にこだわりすぎていて、可能性を閉ざしている気がする。
  • 前職の仕事が自分に向いていなかったと感じている。
  • 世の中の職業についてあまり知らず、理解できていない。

「応募している求人(職種)に一貫性がない。」「応募しているが不採用が続いている。」というような実感がある人は、適職診断を利用してみると良いでしょう。もしかすると、自分の適性を知らないのかもしれません。

私の場合は、いままでの仕事が自分に合っていない気がしていて適職診断を利用しました。結果は「クリエイティブ職」

ハローワーク適職診断の流れ

  1. ハローワークに行って、受付で適職診断を申し込む。
  2. 適職診断PCに空きが無い場合は、予約番号を渡される。
  3. 適職診断PCのブースに行って、適職診断を開始する。
  4. 適職診断の結果を持って職業相談すれば求職活動実績になる。

ハローワークの適職診断(キャリア・インサイト)は、基本的には予約不要です。ハローワークの受付で申し込めば、その場で利用できます。混んでいる場合でも、適職診断PCが空きしだい利用できます。

適職診断PCの使い方がわからなければ、ハローワークの職員が教えてくれます。操作は、タッチパネルでの操作なので直感的で、パソコンに慣れていない人でも操作できます。

※一般職業適性検査(GATB)は相談員に付き添ってもらいながら受けるため、あらかじめ予約が必要です。

適職診断にかかる時間

適職診断にかかる時間は40分程度と案内されています。設問が100以上あるため、人によっては1時間くらいかかるかもしれません。

適職診断に必要なもの

  • ハローワークカード
  • 雇用保険受給資格者証(失業給付受給中の人)

適職診断PCの利用に直接必要なものはありませんが、ハローワークを利用するためにハローワークカード(利用者カード)が必要です。また、失業給付を受給中の人は雇用保険受給資格者証を持って行くと、職業相談のあとにスタンプをもらえます。

適職診断後の相談で実績

ハローワークで適職診断を利用したあと、診断結果をもとに職業相談をすれば求職活動実績になります。

適職診断の結果は、都度、ブースに備えてあるプリンターで印刷できます。職業相談窓口に診断結果を持って行けば相談員が相談に乗ってくれます。

結局、ハローワークの職業相談で求職活動実績になるってこと

転職サイトの適職診断

転職サイトでも適職診断を利用できるサイトがあります。スマホやPCで利用できるので、ハローワークに行く時間がない人は転職サイトの適職診断が手軽です。

マイナビジョブ20’s 適性診断

適性診断でわかること

  • 自分に合う業種・職種
  • 得意・不得意
  • 強み・弱み

マイナビジョブ20’sの適性診断は、カウンセリングの材料として実施されます。利用登録後にスマホやPCで診断すると、カウンセリングでキャリアアドバイザーが適切な仕事を紹介してくれます。

面接でよく聞かれる「あなたの強み、弱みはなんですか?」という質問にも準備できます。

リクナビNEXT グッドポイント診断

グッドポイント診断でわかること

  • 社交性
  • 独創性
  • 柔軟性
  • 決断力
  • 挑戦心
  • ほか全18種類の性格的特長

リクナビのグッドポイント診断は、性格の特長がわかるので長所のアピールや自己PRに活用できる診断です。

doda キャリアタイプ診断

キャリアタイプ診断でわかること

  • 性格・気質傾向
  • 能力傾向
  • 行動基準
  • 向いている仕事スタイル
  • 向いている企業風土(社風)

dodaのキャリアタイプ診断は自己PRで活用できるほか、自分に向いている仕事スタイルや企業風土がわかります。具体的な企業選びに活用できる診断です。設問は120問、所要時間は10分程度です。

まとめ

  • ハローワーク適職診断(キャリア・インサイト)は、ハローワークに設置されている専用PCで対話的に受けられる診断。すべての設問に答えると、自分の適性が診断され、その適性に合う職業を見ることができる。
  • 「応募している求人(職種)に一貫性がない。」「応募しているが不採用が続いている。」というような実感がある人は、適職診断を利用してみると良い。
  • ハローワークの適職診断(キャリア・インサイト)は、基本的には予約不要。ハローワークの受付で申し込めば、その場で利用できる。
  • ハローワークで適職診断を利用したあと、診断結果をもとに職業相談をすれば求職活動実績になります。
  • 転職サイトでも適職診断を利用できるサイトがある。診断結果を仕事紹介に活用してくれるのは マイナビジョブ20's